Sapti Inc.サプティー株式会社

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暖簾(のれん)

店先で迎える大切な店の顔です。

暖簾とは

のれんは、店先あるいは部屋の境界に日よけ・風よけ・目隠しなどのために吊り下げる布。
通常、複数の布の上部を縫い合わせ、下部はそのまま垂らし、店の入り口に付けられています。

布の数は、縁起を担いで奇数枚数が良いとされています。
3巾・5巾・7巾の布を縫い合わせて作るのがその意味合いです。そして屋号・商号・家紋などを染め入れて、商売繫盛を願いそれぞれの領域で古くから使われそのお店の歴史を表す象徴として、⾧く親しまれ使い続けられています。

暖簾の種類

暖簾の種類は、主に5種類あります。

1、【水引き暖簾】屋台・飲み屋など

水引き暖簾

丈の⾧さは40㎝と短く、お店の中や商品が良く見える事を目的とされてます。

2、【半暖簾】蕎麦屋・ラーメン屋など

半暖簾

丈の⾧さは57㎝と通常暖簾の半分の⾧さで、若干日差しを遮る効果とお店の中や商品や状況が見える事を目的とされてます。

3、【通常暖簾】和食屋・寿司屋・うなぎ屋など

通常暖簾

丈の⾧さは113㎝とお店の入り口の半分程を隠す⾧さで、老舗のお店など⾧年営んでい るお店で使われています。

4、【⾧暖簾】旅館・ホテル・湯のれん

長暖簾

丈の⾧さは160㎝と非常に⾧く、一見豪華な雰囲気を演出する効果があります。

5、【日除け暖簾】店先で使用

日除け暖簾

丈の⾧さは、210㎝~240㎝と最も⾧い暖簾になりますが、使用目的が他の暖簾とは異な り、日除け暖簾と呼び名の通り、日差しを遮る目的で使用されてます。

取り付けたい場所にサイズを合わせて作製しますので、ご相談ください。
また、現在使用されている暖簾のリメイクも受け賜ります。その際は写真などを見せて頂けると、スムーズに進行出来ると思います。

本染め・生地

生地は、風合いと質感を重視し、綿100%の生地をお勧めしています。
染め方法は、デザインによって、引き染め又は、スクリーンを用いて、反応染料にて染め上げます。

本染と暖簾の寸法イメージ

本染めは、色合い・発色に優れており、綿布の質感を損なうことがありません。
当社が、のれんにお勧めする生地をご紹介します。

天竺
天竺
シャークスキン
シャークスキン
シャンタン
シャンタン
スラブ
スラブ
本麻
本麻

本仕立て

仕立ては、基本的に全て本仕立てにて縫製をいたします。
のれんの割り数に応じて、全て布を一枚づつ周囲を縫製し、最後に全ての布を繋ぎ合わせて仕上げます。
のれんの上部の部分を千切れ(チチ仕立て)仕様で仕上げるのが、関東風と言われており、袋縫い仕様に仕上げるのは、関西風と言われております。

袋仕立てとチチ仕立ての図
■袋仕立て(関西風)
暖簾 袋仕立て正面
■チチ仕立て(関東風)
暖簾 チチ仕立て正面

制作事例

一点ものの神社仏閣や店舗では染物、短期的な用途ではプリントが一般的です。
当社では、ご要望や用途によって染めものとプリントの両方で提供が可能です。

女神とサロン
水引き暖簾
九州ラーメン暖簾
半暖簾
暖簾よもぎ
通常暖簾
店舗の暖簾
長暖簾
蔦屋の暖簾
日除け暖簾

この他にも、随時更新しております。